デライトブログ 第17回「デライトの独自コロナ対応策について」その1 精神科に特化した訪問看護ステーションデライト

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デライトブログ 第17回「デライトの独自コロナ対応策について」その1

 

訪問看護ステーション デライト コロナ対策委員会 メンバー

 訪問看護ステーション デライト葛飾  長土居看護師
 訪問看護ステーション デライト蒲田   千野看護師
 業務部   伊東さん

2020年、世界は地球規模で新型コロナウイルスという感染症にみまわれ大混乱がおきました。そんな非常事態の中、デライトではどんな独自対策を行ったのでしょうか? お話をお伺いしました。

長土居:デライトでは4月上旬に、コロナ対策委員会を立ち上げました。
私は葛飾ステーションの所長ですが、委員会の長をしています。
他の委員会メンバーは千野と、業務部の伊東との3人です。

―――まずコロナ禍に入った直後はどういった対応をとられたのでしょうか?

伊東:新型コロナウイルスが流行し始めた2月よりデライトでも感染予防を行っていたんですが、未知のウイルスである点で、ご利用者はもとより、スタッフさらにマネジメントしている所長も混乱していきました。しかも緊急事態宣言の開始前後の4月上旬頃は社会も混乱していたと思っています。
そのような中、通常のレポートラインで対策するのではなく、各分野のスペシャリストが意見を出し合って対策を練るタスクフォース型の組織で対応しようと、社長から指示がありました。
委員会の目的としては、「スタッフに感染者を出さない」、「ご利用者さまに感染者を出さない」こととし、活動を開始しました。

―――委員会は実際にどんな動きをしたんですか?

伊東:現状の状況把握、また情報収集、さらにはどういう対策をしていくか、スタッフはどう対応していくかというインフォメーションを、ご利用者さん、スタッフの皆さんに流していきました。
まず何をするのかを決定するのが、委員会の初めの活動でした。

千野:経験したことがない物だったので、まずスタッフの不安が強かったです。そのためスピード感を持って委員会で対応していきました。

―――当初はオンラインで対応されたのですか?

伊東:今はコロナも当時よりは収束してこうして集まれてるんですけど、実際は皆さんそれぞれ別の区域のステーションで働いていて、感染対策的にも直接的な対面会議は出来なかったんです。
ここでZoomというITツールを使って毎朝必ず、情報共有をしました。
また既に導入していた電子カルテなどのITシステムが役に立ち、スタッフでの情報共有もトラブルなく稼働しました。

―――オンラインのおかげで毎日会議が出来たのですね。

伊東:皆さんの不安になっている部分にピンポイントで「こういうふうにやっていますよ」と情報を出せたので、ご利用者さんにも、スタッフにもとても安心感を持って頂けたみたいです。なんとか、今日現在(取材日:2020年8月27日)までは、ご利用者さん、スタッフから感染者は一人も出ていません。

―――その他に委員会はどんな活動をされたんですか?

伊東:委員会は具体的な実行力はないんですが提案力はあるので、例えば時短で働けますとか、これをしますとかいうような形でスタッフに指示を出す、関係機関に要請を出すという対策をしました。
まず情報を逐一出していくのが4月上旬の動きでした。
そこからはもし感染者が出たらこういう対策、こういう勤務体制にするというシミュレーションとその対策を作成しておりました。

長土居:緊急事態宣言に入る4月中は毎日発信して。

伊東:落ち着いてきた5月末以降は平常に戻して。
ただ実際に都内で感染者が増えたという大きなトピックスがあって。今は危機感でいうと、大きな危機ではなくて、小康状態というのが正しいと思うんですが、またどこかで対策を練らないといけないです。

長土居:コロナ第二波がきたら、また緊急事態宣言の際の毎日発信の管理体制に戻そうとは決めてあります。

―――スタッフは基本どんな動きをされていたんですか?

長土居:緊急事態宣言に入ってスタッフは、毎朝発熱や、諸症状の有無についてスプレッドシートでチェックを入れるということを徹底しました。
またスタッフは訪問前後に必ず手を洗わなければいけないのですが、携帯用のアルコールを使って消毒することを徹底させました。

―――細かな対応に安心感を覚えますね。

長土居:ご利用者さんの熱が37度5分以上あったり、症状があった場合には「事前に連絡をください」という案内文を配っていました。それに従って連絡がきた場合はキャンセルでも大丈夫なんですが、どうしても行かなくてはならないという時もあるので。

―――そうですよね。

長土居:あまり外出や人と接していないご利用者さんが、病院の通院などを通じて感染していることもあるので、ご利用者さんにマスクをお願いするのは当然のこと、スタッフにもマスクと消毒をマストにしていました。

―――他にはどんな訪問対策をされていたんですか?

長土居:あまり密接にならないように配慮して訪問すること。ご利用者の協力を得て窓を開けてて換気をする。また必要最小限の時間で訪問する。もしくは玄関先で対応することを徹底していました。
病状によってはガウン、手袋、マスク。場合によってはゴーグル、キャップで完全防御に。

―――鉄壁ですね。

 

 

 

 

【左から 長土居、千野、伊東】

 

 

 

 

 

 

 

【編集後記】 ブログ第17回は長土居看護師、千野看護師、伊東さんへの座談会形式での掲載1回目です。
誰も想定し得なかったコロナ感染拡大という局面において、3人は先頭に立ってデライトのスタッフを引っ張ってくれました。
おかげさまでご利用者さんはじめとする関係者各位のご協力もあり、当ブログ掲載日(2020年9月29日)現在もデライトではご利用者さん、スタッフ共に感染者は出ておりません。
次回は、「デライトの独自コロナ対応策について」その2を掲載予定です。